編集テクニック PR

動画編集で、静止画を加工してパンチを連打させる方法・やり方 / PowerDirectorとGIMPで

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

ケロケロ
ケロケロ
こんにちは! ケロケロです(@kerokero_DIY)

動画編集をしている方なら、1度は思ったコトがあるハズです。

なんかこう…

ケロケロ
ケロケロ
パンチを連打してみたいな…と

ウサギ
ウサギ
思ったことねぇよ

…でも、パンチ連打動画を作ろうと思っても、素材がないですよね?

じゃあ、作ればイイじゃない。

…というわけで、静止画を加工して、それっぽく見せた動画コチラでござんす。

ディオっぽいウサギのザ・ワールドが発動して、パンチのラッシュを浴びせております。

ジョジョ知らない人はゴメン

このパンチの連打動画は、画像編集ソフト GIMP と、動画編集ソフト PowerDirector を使って実現しました。

作った方法をまとめるので、ぜひ参考にしてみてね。

目次

画像の体部分と腕部分を別にする

今回は、ダ鳥獣戯画さんの画像を使わせてもらいました。

まずは、GIMPに画像を読み込みます。

gimpに読み込む

上部のメニューバーから[ツール] – [選択ツール] – [自由選択]を選んで、腕の部分を囲みます。

腕部分が選択できたら、切り取ります。

文章だけ見ると、すげー怖い。

腕を切り取る

上部のメニューバーから、[ファイル] – [画像の生成] – [クリップボードから]を選びます。

腕だけ

本体画像と腕画像が別々にできたら、準備はOKです

キーフレームを使って、手だけを動かす

本体画像と違和感のない位置へ、腕画像を配置します。

パンチの連打

後は、キーフレームを使って、腕を出したり引っ込めたりします。

説明しよう! キーフレームとは… 始点と終点を設定することで、その間にアニメーション効果を持たせることができるのだっ!

詳しくは、コチラ↓の記事をどうぞ。

キーフレームとは? 文字・画像が思い通りに動かせる! / PowerDirectorで動画編集 動画編集をしていると… こんなことを思ったことはないですか? 文字や画像を、自分が思ったように… 変則的に動かせな...

例えば、下のタイミングでは腕を引っ込めています。

腕を引っ込める

今回は、1フレームごとに腕を出したり引っ込めたりしました。

説明しよう! フレームとは… 動画は静止画の集まりであり、パラパラ漫画のようなものである。

フレームとは、このパラパラ漫画のコマのことなのだっ!

通常は1秒で30フレーム使われているぞ。

つまり、腕を出したり引っ込めたりを30回繰り返して、ようやく1秒分のパンチ連打動画ができるわけです。

今回は、1秒分(30フレーム)のパンチ連打を作成して、コピーをすることで、3秒分のパンチ連打動画を作成しました。

3秒分のパンチ連打動画

本体画像を小刻みに震わせる

腕だけ動かして、体が動かないのは不自然なので、体を少し振動させることにします。

これは、PowerDirectorの振動エフェクトを使いました。

振動エフェクト

振動する強さは、エフェクトの設定画面で調整できます。

[振動レベル]で振動の強さを変えられます。

ヒットエフェクトを使う

パンチが当たっていることを分かりやすくするため、ヒットエフェクトを使いました。

ヒットエフェクト

このエフェクトは、Effekseerのサンプルエフェクトを使わせてもらいました。

パンチを連打しているので、ヒットエフェクトも多く使いたいところですが…

あまりにもエフェクトを重ねすぎると、動作が重くなります。

動作が重くなってしまうと、プレビューがカクカクして上手く確認できません。

プレビューがカクカクした場合には、以下のような↓対処方法もありますが…

動画編集中にプレビューがカクカクしたら、試すべき4つの方法 / PowerDirector編 動画編集の処理ってね… すごく重いんですね… だから、重い処理でも対応できる、スペックの高いPCが必要です。 ...

今回は、どうやってもプレビューのカクつきを抑えられなかったので、カクつく部分だけを動画として出力させて、確認しました。

いちいち動画として出力させるのは面倒ですが、今回はヒットエフェクトを減らしたくなかったので… 止む無しです。

また、ヒットエフェクトと同じタイミングで、パンチの効果音を使うと「それっぽさ」が増します。

パンチの効果音は、効果音ラボさんの音源を使わせてもらいました。

相手を最大限 振動させる

パンチが当たってるカエル側は、「振動エフェクト」を使って最大限振動させます。

先ほど、ウサギの体部分を振動させているのと同様に、エフェクトを調整して、振動レベルを最大値の「200」にします。

振動レベルを最大値に

ものすごい振動させることで、パンチの威力を表現しています。

こうして作成したのが、冒頭の動画です。

まとめ。静止画も使い方次第でアニメーションに

今回は、静止画を加工してパンチを連打させる方法をまとめました。

「パンチを連打させる」という場面は あまり無さそうですが… キーフレームを使えば、こんなアニメーションも作れるというわけです(クオリティはさておき)

PowerDirectorなら、キーフレームも簡単に使えます。

有料ソフトなので購入資金は必要ですが… メタクソ便利なので、元はとれます。私も愛用してます。

30日間の無料試用期間もあります。お試しあれ!

PowerDirectorをチェック

ABOUT ME
ケロケロ
動画編集が楽しいので、情報をまとめてブログにしました。 これから動画を始めたいなら、ぜひ読んでみてね。 オススメの動画編集ソフトは、このブログでも紹介しているPowerDirectorだよ。 YouTubeのメインチャンネル登録者数も、めでたく2000人を突破しました。
動画編集ソフトなら PowerDirector 一択!

  • 直感的で使いやすい編集画面
  • 数百種類のテンプレート
  • 無料の追加テンプレート
  • モリサワフォント10種類同梱

 

私も動画編集で PowerDirector を使ってますが… 最高です!